BOSS OD-1を戻す 2

OD-1を戻すパート2。
これの続きで、ケースの塗装です。
ケースはハモンドの1590N1。
「エフェクター 自作 塗装」でググると、いろんなやり方が出てくるので、参考にさせて頂きました。

アルミにそのままスプレーで塗装しても、食いつきが良くなくて、すぐに塗装が剥がれるらしい。
だから紙やすりと耐水ペーパーで磨いて、表面のデコボコを均して、塗装の食いつきを良くする為に細かなキズをつける。やすりを木片に巻きつけて平らにまんべんなく磨く。

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BOSS OD-1を戻す

ノックダウンマルチに入れていたオーバードライブは、BOSSのOD-1
80年か81年に普通に買ったものだ。
この基板をケースから出してノックダウンして30年近く経つが、最近気に入ったオーバードライブって、あまり無い。強いてあげるならXoticのACブースターやSHODかな。
OD-1は初めて買ったオーバードライブで、非常に気に入ってたし、今になって単体で使いたくなってきた~。
中古で探すとプレミアが付いてしまって、手軽に買える値段ではなくなったし、思い切ってノックダウンマルチから単体エフェクターに戻す事にした。

右下に見えるOD-1の基板とPOT類を外す。
組み込んだ当時はコンパクト化の為に、OD-1の電子スイッチ部と思われる基板の下部を切ってしまっている…
もちろんOD-1の音が出ていて、特に問題は無かった。
てゆーか、ボクはずっとこの状態で使っていたので、OD-1の音はこれだと思ってる。


とりあえず、INPUT、OUTPUT、DC各ジャックをつなげて音出しチェック。
あ~!懐かしい!!あの頃の音が出る♪
基板のサイズは下を切ってるとはいえ、横幅は約6cm。けっこう大きいので、これが入るケースを調べると、ハモンドのBタイプよりひと回り大きい、Hammondの1590N1がギリギリのようだ。
オリジナルのBOSSのケースは捨ててしまったし、形状は変わってしまうがこれに入れる事にした。
これをエフェクター自作キットやケース加工で知られるPASさんに注文。
ケースが届いたら、もちろんOD-1のオリジナルカラーである黄色に塗装して、それからPOTや基板を組み込んでみよう。

ノックダウンマルチエフェクター


学生当時、コンパクトエフェクターを複数、直列にして使っていた。
ある時、エフェクター関連のムック本だったと思うけど、ギタリストの松原正樹さんのエフェクターシステムが紹介されていた。複数のコンパクトエフェクターの基板をひとつのケースに収めて、フットスイッチは別出しして、本体のジェラルミンケースまでケーブルでつながってる。ちょーカッコよかった。
それを見て自分のエフェクターもこんな風にマルチ化できたらな~、と思うようになり、電子回路に詳しい友人に相談してみたら、やれそうだとの返事をもらった。フットスイッチから本体へのオンオフの仕組みは電子スイッチ化すると言っていた。松原正樹さんのシステムはリレーを使っているが、スペースを取るので、小型化するためにリレーは使わないとの事だった。
ボクは回路には詳しくないのでお任せし、各エフェクターの分解とノックダウン先アルミケースの加工、基板の配置構成などをやった。ドリルで穴を開けてリーマーで穴を拡大したり、ハンドニブラで穴を四角に加工したり、レタリングで松原正樹さんのシステムそっくりなデザインにした。なんせ、あのデザインにしなけりゃ意味がないのだ(^^)

中はこんなレイアウト。
フットスイッチもアルミケースを二つつなげたり、穴を開けたり、時間が掛かったけど完成。

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Orange Comp Mini


ミニサイズエフェクターでコンプレッサーを探してたけど、値段と性能でなかなかマッチするものが無いな、と思ってたら、往年の名機「オレンジスクィーザー」をミニサイズエフェクターにした、「Orange Comp Mini」というキットが、タッキーパーツというところで売ってたので、買ってみた。5千円前後の価格だし、パーツや基板、塗装済みケースがセットされてて、時間がある時にでも作れればいいや♪、みたいな感覚で(^^)

こんな配線図やパーツ、基板、ジャック類、ケース、配線材(コード)等一式が付属して、基本、このキットを買えば作る事ができる。

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