YAMAHA オクターバー OC-01

ノックダウンマルチから単品エフェクターに再ノックダウンシリーズ、第6弾。
ヤマハのオクターバー、OC-01を戻した。

基板の縦サイズが大きくて、今まで使ってきたTAKACHIのアルミケース、TD9-12-4(W85×H35×D120mm)では入らなくて、TD10-13-4 (W95.5×H37.8×D130.5mm)を使った。
かなり大きくなってしまうが、しゃーない。。。
いつものように、LEDやツマミ、フットスイッチ、ロゴなどの位置を決めて、センターポンチを打って、電動ドリルで穴開け。各パーツのサイズに合うようにリーマーで穴を拡大。
穴を開けたら、塗料が良く乗るように紙ヤスリ・耐水ペーパーで磨いて表面に細かなキズをつける。
#240→#400→#1500の順番で磨いていく。
終わったら良く洗って乾燥。乾いたら、メタルプライマーを吹き付け、乾いたら黒のツヤなしスプレーで塗装。ホコリが付着したら、#1500で磨いて再度塗装。上手いことホコリが目立たない仕上がりの時点で塗装を終了して、しばらく放置して乾かす。
放置プレイの間に、ロゴをデザインする。

ネットでヤマハオクターバーの画像検索をして、一番キレイで大きい画像を探してGETする。
それをFireworksで加工、テキストも作り、白地の転写シールに左右反転して印刷する。下地が黒色なので、白色がクッキリ出るよう、白地の転写シールを使う。

転写シールを貼り付けて、水をたっぷり含んだティッシュで濡らして台紙をズラすと、ヌルっと台紙だけが取れて、シールが貼りつく。

こんな感じで、デザイン終了。余計な糊を拭き取って、ツヤなしクリアスプレーで仕上げる。
数日乾燥。乾いたら配線。

ケースが大きいので、エフェクターボードに搭載する時の事を考えて、フォーンジャックをいつもの横ではなく、上部に配置した。
中身(基板)はモチロン本物のYAMAHA OC-01。なるべく元のデザインに戻すってのを目標にノックダウンしています。



で、完成。

可も無く不可もないオクターバーだ(^^)
学生時代はこれで、カシオペアの「ドミノライン」って曲を弾いていた。
それ以外はほとんど使わなかった。オクターバーより、ギターシンセを使っていたからだ。
その後はYouTubeに上げてるけど、クルセイダーズの「My Mama Told Me So」って曲でも使ってる。

ここでは、オクターバーの他、BOSSのOD-1、NEXTのアナログディレイAD-800も使っています。
オクターバーはギターシンセよりは、雑に弾いても音になる。
が、1オクターブ下の音しか出ない。
印象深いのはJeff Beckかな。ブロウバイブロウやワイアードで使ってたと思う。
新しめだと、RADさんのLiveアルバムでギタリストさんがソロでうまく使ってる。

今週は夏季休暇を頂いていて、ゆっくり作ってみました。
今週末の土曜日8/18は、すみだストリートジャズフェスティバルに出演します。
フルアコ一本で、エフェクターは使わないんだけど、今日セッティングしてみたらナカナカ良い音が出ました。Mari Yoshida×Sakotyでエントリーしてるので、良かったら見に来てください。
13時~と16時~の2ステージです。