Dr.Z Carmen Ghia カルマンギア


久々のアンプ探訪。
秋葉原のリボレに行って、ハイエンドブティック系アンプのDr.Z(ドクターズィー)、Carmen Ghia(カルマンギア)を試奏してきました。
以前から気になってたチューブアンプで、出力は18W、真空管はEL-84×2 12AX7×1、5Y3×1、5751×1、スピーカーは12インチ。
コントロールはなんと!ボリュームとトーンしかない潔さ。
しかし、これで必要十分。
ボリュームは普通に音量を調節するものだけど、トーンが非常に使いやすい。
一般的なギターアンプのトーンコントロールは、Low、Mid、Highの三つで、それぞれ強調したりカットしたり。だけどこのアンプはひとつだ。
ひとつしかトーンが無い場合は、普通は左に回すとロー、右に回すとハイが強調されるけど、Carmen Ghiaは逆で右に回すとローになる。
コントロールがひとつしか無い分、悩みも少なくなる(笑)
悩みって、弾き方とか、ギターの種類(ストラトとかレスポールとか)、PUの種類(シングル・ハムとか)、ボディの違い(ソリッド・セミアコ・フルアコとか)によって、いい音が出るポイントを探すのに、アンプのトーンをいろいろいじって探す事なんだけど、Carmen Ghiaのトーンは、一つのつまみを少しずつ回すだけで、気に入る音が見つかる。
店員さんに試奏をお願いしたら、PRS(ハムPU)を持ってきてくれて、Carmen Ghiaのボリュームを11時くらいにして店員さんが先ずは音を出した。
すごくナチュラルなディストーションだ。反応が素早くて、ミッドのつまりが無いキレイな音。
ロック、ブルースに合いそうな音で、サスティーン(音の伸び)がある。
そして、かなりデカイ音。18Wとは思えない。
そして店員さんがギターを手渡してくれた。
ボクの目的は歪みじゃなくて、クリーン。


トーンつまみを右に少しずつ回すと、4時あたりで落ち着いた甘い音になった。ボリュームは10時くらいまでが、指弾きでクリーンだった。
驚いたのは、クリーンでも音が伸びる。ソリッドボディなのでそんなにハウってるわけではない。
それと、ギターアンプって、弾いていてなんとなく物足りなさを感じて、すこしリバーブを掛けたくなる。
Carmen Ghiaにはリバーブが付いて無いんだけど、物足りなさは全く感じられない。
リバーブは必要無いな、って思える位、満足感のある音だった。
う~む。。
いいアンプだねぇ(^^)
アンプ探訪はまだ続く・・・

中古も出てますね。こちらはマスターボリューム仕様で、スピーカーは12インチみたい↓

DR.Z Carmen Ghia (#M-7553) 【中古ギター周辺】【中古】

DR.Z Carmen Ghia (#M-7553) 【中古ギター周辺】【中古】
価格:125,000円(税5%込、送料込)