Greco SV-600

グレコが79年にリリースしたオリジナルのセミアコSVシリーズ。
セミアコと言えば、ギブソンのES-335だと思うのですが、このSVは335より小ぶりなボディーで、ソソる感があって、ボクはこのギターが大好きです。
SV800とSV600の二つのグレードがあって、上位機種のSV-800が豪華版とすれば、SV-600は質素版みたいな雰囲気。
たとえばヘッドインレイの有り無し、指板ポジションがインレイかドット、金属パーツ色がゴールド/クローム、PUがU-2000/PU-2とかの違いがある。
ボクはSV-600にローランドのギターシンセドライバー、GK-2を、池袋のフジゲンさんに内蔵してもらってる。(ずいぶん前にやってもらったので、今は依頼してもやってもらえないかも知れません)


PUは、PU-2。PUカバーがサビサビのボロボロだったので、これもフジゲンさんにカバー交換してもらった。ついでに、コンデンサもオレンジドロップに。
これがコントロール部のアップ。

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Aria Pro 2 RS-850


学生の時に三鷹楽器の烏山店で買った、アリアプロⅡのオリジナルモデル、「RS-850」。
ローンを組んで買いました。
未成年で学生だったので、本来ローンは組めないのだが、店員さんが「職業をミュージシャン、って事にすれば大丈夫だよ!」と言われて、12回払いで買いました(^^;
バイトして無事に返済したこのギター、78年製だと思うけど、学生時代から使い続けて数十年。
いまだ現役で手元にある。
いや、現役っつっても、ガリノイズがけっこう出てきてて、気になってるけどなんとか使えてる。
最近はES-335やフルアコを使う事が多いけど、ボクのギター歴のほとんどを占めている愛着のあるギターだ。

最初に手に入れたRS-850にはギターシンセドライバーを付けていた。

大人になって手に入れたRS850はこれ。

センターPUは、ノイズキャンセル用のスレイブPU。
だから音が出ない、って事は無く、音は出てる。
フロントPUやリアPUと逆相になってて、それでノイズをキャンセルする。
PUスイッチをフロントにしても、リアにしても、ストラトのハーフトーンをアクティブにしたような音が出る。
そしてEQの変化がすごい。バッキングしながら他の人にトーンポッドをグリグリ回してもらうと、「ワウになる」。それぐらい変化する。

最近使ってないので、たまには弾かないとね♪

STEINBERGER Synapse

STEINBERGER Synapse SS-2F Custom

色はTrans Amber。
ヘッドレスでボディが小さい。
チューニングはボディのブリッジ下についてるネジで行う。
小型軽量で持ち運びにヒジョーに便利。
旅行とか、電車で練習に行って、帰りは飲み会♪
なんてシチュエーションにピッタリ。

↑この色はTrans Blue。


ホント持ち運びに便利なのだ。
それだけじゃなくて、音もなかなか。
トレモロアームレスのせいか、サスティーンもあるし、PUはアクティブのEMGで、素直でキレイなクリーン。アンプ直結でも充分使える音が出る。
歪ませても、キレイに歪む。


↑JazzFunkバンドのJoecoolでの練習で、STEINBERGER Synapseにアンプ直結JC-120で弾いてる音。

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スタインバーガー

今日は午前中に冬物スーツを見に出掛けて、その帰りにスタインバーガーを見に行った。
これは小さな四角いギターで、ずいぶん前にリリースされ、グラファイトのボディ・ネックとダブルボールエンド弦を使用、チューニングはボディのブリッジ側だったりして、かなりインパクトのあるギターだった。
一時生産終了された後、ギブソン傘下になり、シナプスシリーズとしてリニューアルされてます。
こんなんです→http://www.steinberger.com/SS2F.html
ネットのレビューで、Jazzでもロックでもイケる、と書かれていたので試奏したかったのだ。
行ったのは秋葉原のイケベ。
さっそく試奏させてもらった。

.09弦を張ってあり、柔らかすぎてペンペンした音で、これはイマイチと思っていたが、.10弦を張ってるものもあったので、それを弾いたらまあまあだった。
クリーンはとても分離が良く、ノイズが感じられない落ち着いた音。EMGピックアップのおかげだろうか。
ディストーションは、メサブギー(型番忘れた…)のアンプ側で作ったせいなのか、このボディから出てくるイメージとは程遠い、ぶっとい音が出た。かつ滑らかな歪みだ。
ただ、フロント(ネック側)PUと比較して、リア(ブリッジ側)PUの音量が極端に小さかった。
これは弾かせてもらったシナプス3台、全てがみな同じだった。リアPUのマウントが低くなっていて、フロントと比較して弦から遠くなっている為だ。PUの高さは変えられないのか店員に聞くと、EMGボディ直付けになっていて、あまり調整できないのだそうだ。
ボディの形状から座って弾きにくそうだが、ボディ側面に足にフィットさせるための板があって、それを起こせば座って弾きやすくなる。これは以前のスタインバーガーにも付いてるが、それでもボクには弾きにくい(笑)
色はホワイト、ブラック、ブルー、アンバー(オレンジ~黄色ぽい木目)があって、ブルーとアンバーは木目が薄く見えて、きれいです。

D’aquisto Newyorker


メインで使用中のフルアコ、D’aquisto Newyorker(ダキスト ニューヨーカー)。
ボディは17インチフルサイズで、とってもでかいが、出てくる音はふくよかで、出したかった「フルアコの音!」がしっかり出る。

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