日記
3月25日 5時32分
深夜から朝まで。
ゆっくりと穏やかに。ほんとうにゆっくりと。
今日までの間、心の準備をする時間を与えてもらった。
そう思ってきた。
最後の数日間、二人だけの時間をもらえた。
手をつなぐことしかできなかったが、離れていた時間を取り戻せた。
そう思ってきたけど。
今はただ悲しい。
3月23日
痛そうにしたり、朗らかな表情になったり。
その変化に一喜一憂する毎日。
外は桜が満開だ。
明日ありと思うこころの仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは(親鸞聖人)
子供の頃
子供の頃、お腹が痛い時や、熱が出てうなされて眠れない時に、撫でてもらったり、手をつないでもらうと、まるで魔法のように楽になった。
だから、今度はボクの番だ。
でも、ボクの手には魔法は無いようだ。
手をつなぐ事しか出来ないけど。
それでも。ボクの番だ。
(予定していましたライブは、すべて中止致します。)