仙台 作並温泉 ゆづくしSalon一の坊

7月17~18日、仙台にプライベートで一人旅してきた。
9月11日の出演が決まった、仙台”定禅寺ストリートジャズフェスティバル”のバンドミーティングに出席する為に、一泊二日で行ってきたのだ。
ミーティングは18日なので、17日に前乗り。

せっかくなので、仙台の代表的な温泉地、作並に寄ってみた。何年か前に、同じく有名な秋保には行ったことがあるのだが、作並は初めて。

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予め調べたら、「ゆづくしSalon一の坊」という旅館、というか立派なホテルの温泉が評判がいい。ここに行ってみることにした。
東京から新幹線で仙台に着き、ローカル線の仙山線に乗り換えて、約4、50分で作並駅に到着。電車が到着する時刻に合わせて、ゆづくしSalon一の坊専用のマイクロバスが迎えに来てくれて無料で乗せてくれるそうなのでバスを待つ。5、6分待つとバスがやってきた。黄色いバスだ。

バスで7、8分走るとゆづくしSalon一の坊に到着。けっこうな杜の中にある。

バスの中には、何人かの観光客の中に混じって外人ファミリー(アメリカから来た、おそらく30代の夫婦と、そのお母さま)もいた。
日本語はあまり堪能ではなさそう。

到着してホテルに入ると、宿泊の受付とは別に日帰り温泉の専用受付がある。普通、受付はフロントだと思うが、専用受付に行けと言われる。しかしその専用受付には誰もいない。すみません!と呼ぶと、担当者が慌てて受付場所に来る。意味ないだろ。たくさんの人がバスから降りてんのに。気づけよ。
そこで入浴料1,800円を支払うと、ロッカーキーを渡され、ホテル内部と温泉位置を記した図面をくれ、説明してくれる。が、一発で理解できなかった。ボクだけかも知れないが。わかりにくい。
ボクの後ろに並んでいた、さっきの外人さん一家には、ほとんどわからない様子だ。なんせ、履物ロッカー・浴衣が置いてある場所、ハンドタオルは売店で買え、でも支払いはフロント、浴衣に着替える部屋・そして温泉、それも屋内と露天が、其々場所が異なるのだ。わかるはずがない。普通は服を脱いで浴衣に着替えるスペースから温泉には直結されていて、そのまますっぽんぽんになって温泉に入ればいいが、ここは浴衣に着替えてから部屋を出て、エレベーターで地下に降りて、温泉入口に入って、再度すっぽんぽんになる必要がある。さらに露天に行くには、また浴衣を着て廊下を歩いて・・・

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めんどくさいので省略!
困っていたその米国人男をほっとけないので、カタコトでいろいろ話しながらGoal!まで案内しましたよ。
浴衣の下は全部脱ぐのかパンツ一丁になるのか悩むわな。Overしろ!と言ったらわかってくれた。

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でも、温泉はとても良かった。特に露天は40度の源泉をそのまま引いていて、入るには若干温くなるが、逆にずっと入っていられる。
木で組んだ屋根が高く、空も見えて風情がある。温泉そのものは写真に撮れなかったので、通路の写真で想像してください。

休憩スペースも広く、席に余裕がある。コーヒー類のソフトドリンクは飲み放題。さらに棒アイスが勝手に冷蔵庫を開けてとれる。さらに「本日のお菓子」と称して置いてある。樹氷ロマン(山形のアレ)のちっちゃいバージョンのほか、2種類の地元名産お菓子が、食おうと思えば食べ放題だ。実際、若いねーちゃん軍団や小さな子供たちは何度も取りに行っては休憩スペースでガンガン食べてた。さっきの外人さんたちも喜んで食べていた。システムを理解してたみたいだ。良かった。

結論を言えば、また行きたくなるとてもいい温泉だった。オススメ。システムを理解すれば、こんないい温泉はないと思う。2時間もいなかったし、食事もしなかったので、今度行ったらビールを飲んだり食事しながらゆっくり堪能したいと思う。

これから仙台に戻り、チェックインして飲みに行こう。