今度のライブは、ギターとアップライト(フレットレス)ベースを入れ、ボーカルを乗せたトリオ編成で演奏する。
ギターとボーカルのボサノバ演奏もあるけど、半分はトリオでの演奏になる。
いわゆるフォービートジャズだ。ドラムはいないけど。
そのメンバーでリハーサルをやって、録音したものを繰り返し聞いてる。
いつの間にかジャズをやってる自分に気づく。
いや、ジャズギターを弾いている自分だ。
ギターを始めたのは中学生の頃だ。
その時は、クラプトン、ベック、ペイジの3大ギタリストがすごいと言われてた。
そしてロックギターを始め、フュージョンブームがやってきた。リトナーやカールトン、国内ミュージシャン達、いろいろ聞いたりコピーして演奏したり。
指グセがたまたま似ていたのか、早いフレーズとか複雑なフレーズはすぐに弾けるようになった。
でも、友達がジョーパスって人の方がすごいよ。
って言われて聞いて。
コピーしても、音が取れない。。。リズム感がなんか違うストレートじゃない・・・
それぐらいすごい演奏だった。
中学生の自分には衝撃的な演奏。こんな風に弾けたらな。。。
ボクはいつか、ジョーパスのように弾けたらな、って思ってきた。
なんとか50歳までに。
その当時は30年以上もあればなんとか弾けるようになるだろう、ぐらいにしか考えてなかった。
でも、もうその時がきちゃった。
いまだに全然弾けないけれど、ボーカルを入れたジャズのバッキングなら、なんとか、ほんとになんとかできるようになってきた。
でもなんとかできる程度。
今まで何回かフォービートのバンドに誘われて弾いたこともあるけど、人前で演奏するのは初めてだ。
傍で聞いたらどんな風に聞こえるんだろう。
まだまだスタートしたばかりだ。
次の目標は60歳!
憧れのギタリストに近づけるように頑張ろう。