Manhattan Full Dance

Manhattan Full Dance

大学時代、軽音楽部に所属していました。
部活は夕方からで、それまで授業をサボり、部員の仲間と吉祥寺に行ったり新宿に行ったり。
オカネはほとんど持っていなかったので、行くところは主に楽器屋です。
あとはレコード屋。もちろん買わなくて、あれこれ見てるだけでした。
そんなある日、吉祥寺のレコード店の軒先で、渡辺香津美さんのPVが大画面に映っていました。
確か、頭狂奸児唐眼 (TALK YOU ALL TIGHT)というアルバムのPVでしたが、演奏されていたのは、何故か前々作「TOCHIKA」の、マンハッタン・フル・ダンス。。。


そのビデオを見て、衝撃を受けました。ニューヨークのライブハウスでの演奏で、TOCHIKAのマンハッタンのスタジオでキレイに演奏しました、みたいなのとは全く違い、ライブならではの激しくも素晴らしい演奏でした。
特にギターソロに入ると、ドラムとギターだけになり、そのまま7、8分はギターソロが続きました。
しかも超絶フレーズの連続です!後半になると、ベース、キーボードが入ってきて、テーマに戻る。
そんな演奏に、みんな刺激を受けて、毎日のようにそのレコード店に、PVを見に行ってました。
在学当時のボクのバンドで、マンハッタンは何回かやったのだけど、そのテイクでは演奏してませんでしたが、いつか激しくギターとドラムオンリィになって、ソロをギンギンに弾くマンハッタンをやってみたいと思ってました。
卒業後、OBとして軽音楽部のライブに顔を出した時、OBと在校生のセッションが始まりました。
ボクは、在学中から知っていた、腕の立つベース、ドラム、キーボードの後輩と、マンハッタン・フル・ダンスを演奏しました。
その時の録音が出てきたので、アップします。途中、カセットテープの調子が悪くなり、キーボードソロを短く編集して、聞きにくい部分もありますが、27,8年前の熱い演奏が蘇ってきます。
これを聞いて元気になって、これからもギターを弾いて行きたいと思い、アップした次第です。
9:45と長くて、Rockっぽいマンハッタンですが、聞いてください。